ライセンスの取得方法




 体験ダイビング等ではなく、自由にダイビングをするには、実質的にCカードと呼ばれるライセンスが必要となります。法的には資格は一切必要ないですが、Cカードを持っていないとダイビングショップに行っても断られ、タンク等を借りることも出来ません。
 逆に、Cカードを持っていれば、タンクのみを借りて、自由に潜ることが出来ます。…が、日本でが自由に潜るセルフダイビングは一般的ではなく、ダイビングショップのスタッフの人と一緒に潜るスタイル(以下:ファンダイビング)が主流です。

◆Cカードを発行している団体
 団体??と思われるかもしれませんが、Cカードを発行している団体は、複数あります。自分が持っているCカードは、業界最大手のPADIですが、この他にもNAUI・BASC等があります。違いは…と言われると、正直な所よく分かりません。自動車免許で言えば、警察が自動車免許を発行しているのではなく、トヨタ・日産・ホンダなどが自動車免許を発行していると言う感じでしょうか。
 ただ、普通にダイビングを楽しむレベルならば、そこまで気にする必要はありません。PADI・NAUI・BSAC等の有名な団体のCカードならば、どこのダイビングショップでも有効です。

◆Cカードのランク
 Cカードのランクですが、PADIの通常レベルでは、
 ・スクーバ ダイバー
 ・オープンウォーター ダイバー
 ・アドバンスド オープンウォーター ダイバー
 ・アドベンチャー ダイバー
 ・レスキュー ダイバー
 ・マスター スクーバ ダイバー
 ・ダイブマスター
 と分かれており、この上にインストラクターのレベルがあると言う仕組みになっています。
 基本的に、ライセンスを取得する際のCカードと言えばオープンウォーターを指し、コレだけでも十分にダイビングを楽しめます。少しやってみて、はまればアドバンスド オープンウォーター に進み、さらにはまれば・・・とステップアップしていくのが通常の取り方です。
 なお、スクーバ ダイバーは1日間で取得が可能ですが、あまり一般的では無く、お店によってはファンダイビングに参加できない場合もあるので、オープンウォーターからの取得が一般的です。

◆Cカードの取得方法
 Cカードの取得方法ですが、
 ・街中のダイビングショップに行き、講習を受ける(自動車で言う、通い免許)
 ・沖縄などへ行き、現地のダイビングショップで講習を受ける(自動車で言う、合宿免許)
の2通りがあり、基本的には3日〜4日位必要で、街中のダイビングショップら平日の夜と土日に分けて受けるのが、一般的です。

 自分の場合、ダイビングショップに行ったというか、運動不足解消に通っているコ○ミスポーツがダイビングスクールもやっていたため、そこでライセンスを取得しました。ただ、4日程度のまとまった休みが取れるならば、沖縄等のショップに直接申し込んで取ったほうが、安く取得できます。(沖縄は、1年中ダイビングが出来、1人当たりのコストが下がるため、かなり安めです。交通費を入れて、トントン位。)

※注意※

 Cカード取得時に気をつけて欲しいのが、「ダイビング器材は適正価格が不明瞭な世界」と言うことです。Cカードの取得は、器材をレンタルで済ませた場合、総額で10万円に収まるのが適正と思われる価格で、器材を全て買っても、30〜50万円前後で収まるはずです。が、初心者で器材の値段等が分からないのを逆手に取られ、100万円近くものローンを組まされた、次から次に出費が必要となったなど、悪質な業者・ダイビングショップがあることも事実です。個人的には、「興味はあるけれど、続けるか分からない…」と言う人は全てレンタル(視力が悪い人はマスク程度)、「続けよう!」と言う人も、軽機材+ウェットスーツまでに抑えて、重器材は慣れてからのほうが良いのでは?と考えています。ダイビングの器材は、高いものが必ずしも良いものではなく、値段にかかわらず自分が使いやすいと思ったものが良いものですし。
 そのため、最初にCカードを取る際には、お店に行き、変な雰囲気が無いか、総額をきちんと提示してもらえるか?まだ器材を購入する意思は無いと言えば、レンタルの説明をしてもらえるか?等を確認することが重要になります。

◆ライセンス取得のスケジュール
 自分の例とはなりますが、神奈川県にある、某コ○ミスポーツで取得した際のスケジュールを公開します。

-2日目:プールにあった「体験ダイビング無料」のチラシを見て、面白そうだな〜と興味を持つ
-1日目:会社帰りに、資料をもらいに行き、体験ダイビングを申し込む
0日目:土曜日にプールでの体験ダイビングに参加し、ライセンス取得を申し込む

1日目:学科&プール 学科講習が2時間あったものの、インストラクターの人とフリートークがメイン… プールでは、ダイビングのスキルを学ぶ
2日目:プール&学科 プールでは引き続きスキルを学び、学課では気圧のことを少しお勉強(ただ、この日は1時間程度…)
3日目:スキルの最低条件はクリアしているが、プール講習は定額で入り放題のため、入っておく
4日目:海に行く前の最終的な練習。 注文しておいた、度入りのマスク(ゴーグル)を使用して、練習
5日目:伊豆の大瀬崎で海洋実習。午前と午後の2本で、プールの復習を海でやる
6日目:7日目の翌日に同海洋実習。同様に、復習を海でやり、関東のコ○ミから80人位集まったが、全員合格の模様

 以上の様な感じでした。
 コ○ミでは、プール講習は何度受けても定額なのが特徴だったため、普通の人よりは長めなのかな・・・と言う感じです。お盆をはさんだ繁忙期だったこともあり、土日&お盆だけでは少し予約が取りづらかった…と言うのもあります。


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