旅行ガイド、おおるり編
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◆おおるり? 「おおるりグループ」、北関東ではかなりメジャーらしいが、横浜ではあまりなじみがなくまれに新聞広告に載っているが、細かいことはあまり分からない。ただ、1泊2食横浜駅からのバス送迎付で平日4500円〜と言う、普通の交通機関での往復運賃と同じくらいで旅行に行って来れると言う、価格破壊の極みの旅行チェーン。 草津・日光・塩原とその近辺に約10軒のホテルがある。で、情報を集めようにもオフィシャルHPには情報が少なく、個人の方の旅行記に頼らせていただいたので、他の方の参考にもなればと思い、このページを作ります。ちなみに、テレ東の19時〜の2時間旅番組やアドマチック天国にも出てきており、王様のブランチ進出も近いかも!? *内容は、2006年1月、草津「ホテルおおるり」です。 |
◆送迎バス「ゆけむり号」 そもそも、おおるりはあくまでも普通の宿であって、送迎のバスは利用したい人への一サービスに過ぎない。しかし、そのサービスこそおおるりの最大の利点である。横浜駅が最南限で 、西口の天理ビル前からホテルまでを約4時間で送迎してくれる。しかも、無料♪ 「ゆけむり号」と称して、横浜・町田・八王子・新宿などなどから運行されており、ホテルの予約と同時に予約すればそれだけでOK。7:20集合7:30出発と少し朝は早いが、普通に行けば往復の交通費だけで8000円を超えるため、非常にありがたい。 バスは基本的には観光バス(ただし廉価なグレード)で補助椅子利用もない。ただ、人数が少なかった場合には、マイクロバスや小型観光バスの場合もある模様。 |
◆宿自体は? 1泊2食で4500円。まぁ、ありえそうな値段ではあるけれど「往復の交通費以下」と言うのがどうしても頭から離れない。 まぁ割り切っていこうと考えていたが、いたって普通。もちろん、高級旅館のような雰囲気があるわけでも、ホテルのような豪華さがあるわけでもないが、保養所や修学旅行で使うホテルのレベルで、別に不満はない。 少し暗いかな〜と言う印象の廊下を進みドアを入ると普通どおりの玄関があり、左にお風呂とトイレ(BT別・洋式)のある廊下があり、ふすまを開けると14畳の和室となっている。少し細長い気もするが、むしろ「広いな〜」と言う感想の方が先に来る。畳も至って普通の綺麗さで、温泉饅頭とお茶に電気ポットもある。ついでに、売店で販売中のお漬物の試食小袋まで。 ちなみに、アメニティは、タオル・歯ブ ラシ・浴衣・丹前で、バスタオル・髭剃りはない。お風呂場には、石鹸とリンスインシャンプー・ドライヤーがある。 お風呂は複数箇所あり、豪華さはなく露天風呂も室外にあると言う程度だが、お湯自体はきちんとした温泉で全く問題なし。 |
◆食事は? 食事は、複数会場あるが、大広間でみんな一斉に食べる方式。夕食が17:30〜、朝食が8:00〜で食事の時間になると、館内放送が入る。会場の入り口に部屋番号が書いてあるので確かめて入ると、名前が書いてある。 ちなみに、市や区まで書いてある… 心配していた食事の内容だが、容器はプラスチック(メラミン?)で豪華ではないが、卓上で温めるお鍋もあって普通に食べれるお味。ご飯はジャーが通路の所々に置いてあり、勝手によそる。おおるり名物のカラオケ(夕食会場で「他の人の前で」歌える)だが、チェックイン時に選べてなしの宴会場を希望すれば、いたって普通の夕食。 朝ご飯も、ご飯に味噌汁、魚に納豆に海苔にシュウマイ・・・!! なぜか、シュウマイが3つ付いている。ついでに、春雨サラダまで。味もいたって普通の無難な味。ちなみに、海苔の包装にはおおるりのチェーン一覧と予約番号が書いてあるが、海苔の持ち帰りを見越してなのだろうか…。 |
◆おおるりシステムって? おおるりがこんなに安い値段にはある程度のシステムがあるからで、まずは徹底した自社グループ利用金額の向上があり、送迎バスはチェーンのドライブインに必ず寄る。で、行きは10分停まってトイレ休憩なだけだが、そこで蒸したてのお饅頭のサービスがあり、帰りには同場所で40分の昼食(麺類で食べる/食べない任意)&お土産購入時間がある。で、お饅頭のサービスを受けているのでマイナスのイメージはなく、多くの人がお土産を購入する。 また、バスは乗換えがある場合もある。草津の場合は直通だが、日光など方面に複数箇所の宿がある場合には、各地からバスで来て、系列のドライブインで方面別のバスに乗り換え、ホテルに向かうケースもあり、乗り換えの際にタイムロスがあると言う。 そして、到着時に圧倒されるのが、ロビーの人の多さ。大型バス8台分くらいの帰る人がロビーで待っているので混んでいる。しかも、分煙や禁煙と言った概念はなく、タバコの煙が嫌いな人にとっては、拷問以外の何者でもない。 |
◆大体の流れ 2006年1月の土・日の1泊2日を例に流れを書くと…。 7:20 横浜駅天理ビル横に集合 →案内の人はいるが、バスがこまどり交通と決まっていて、他には停まっていないの で、運転手さんに声をかけて直接乗ってしまってもOK。 7:30 横浜駅天理ビル出発 →遅れる人がいても、渋滞などで待てるのは5分程度との事。時間厳守。 〜首都高経由で関越道へ〜 8:50 三芳PAで15分の休憩 10:35 田吾作(系列のドライブイン)に到着。10分の休憩 →お饅頭と裂きイカにわさびマヨネーズを付けた物の試食(全てここで販売中) 〜ニュー紅葉館経由でホテルおおるりへ〜 12:00 おおるり着 →すぐにチェックインして部屋に入れる。 しばらくは館内放送で、出発客の呼び出しなどが頻繁にかかっている。 17:30 夕食 →館内放送が入り、宴会場へ。 18:10 布団敷き →「お布団お敷きしま〜す」とのノック。 セルフで構わなかったのでシーツ類だけ受け取る。 翌) 8:00 朝食 →館内放送が入り、宴会場へ。 9:30 チェックアウト →チェックアウト後は、ロビーで待ったり人情劇鑑賞など。 時間までに帰ってくれば、外出してもOKだが荷物は各自管理。 11:45 ロビーに再集合 →点呼などはないが、出発時刻の15分前までにはロビーで待っていてとの事。 12:05 横浜行きバスの出発 →出発時刻は12:00〜12:30とアバウトだが、大体は時間通り(?) 13:20 田吾作到着 →40分の休憩。昼食を取るかどうかは自由。 みやげ物コーナーも当然あり。 14:40 三芳PAで15分の休憩 16:20 横浜駅到着 →着いたら当然ながら流れ解散。 |
◆(個人的な)おおるりのココが○× ○:安い。土休日で6300円は驚異的。お土産を除けば昼食など旅行全体で8000円。 ○:施設の古さはあるけれど、清掃が不十分や汚いと感じる部分はない。 ○:食事も豪華ではないが、まぁ旅館のご飯のレベル。 ○:温泉の湯は良いし、石鹸・リンスインシャンプーはある。 ○:お茶やお饅頭や電気ポットが部屋においてある。廊下に給湯器もあり。 ○:バスは普通の観光バスで、スピードは出すが運転は荒くない。 ○:田吾作を系列店ときちんと案内しており、営業案内はあれど強制はない。 ×:HPに細かい情報がなさ過ぎる。 |
◆草津おおるりで出来たこと 出来たことと言うほどではないけれど、大体の目安としては 12:05 宿到着 →テレビを見ながらお茶とお菓子でダラダラ 1時過ぎ 湯畑へ(徒歩5分) →普通の温泉饅頭屋で饅頭をもらい、20m先の某掲示板で有名な温泉饅頭をひたすら 配る饅頭屋の饅頭とお茶の押し付けの洗礼を受ける。湯畑をぐるっと一周。 2時前 中華料理屋さんでラーメンのお昼ご飯 →相変わらず饅頭を押し付けられる→西の河原公園へ行きぶらぶら 3時前 ホテルに戻り温泉に入る →人は結構いたが、脱衣所も洗い場も数はあるので、ゆったりできる。 17:30 夕食 →宴会場が複数あり、入り口の紙を頼りに入る。おかずは冷めているが、味噌汁・茶 碗蒸しはフタがあり、ご飯はセルフで、ナベは固形燃料なので、温かい。 味は、取り立てて美味しい!と言うわけではないが、普通にお腹いっぱいになる。 ビールやお酒も別料金だが、頼める模様。 18:45 西の河原温泉へ(徒歩5分 500円) →〜19:30入場、〜20:00までなので、星も見えるそうだが、曇り。空いてる。 19:50 ライトアップされる湯畑へ(西の河原温泉から10分強) →相変わらず饅頭を押(以下略 ただ、この時間はお茶がなく、饅頭だけもらえる。 この時間でも結構人はおり、居酒屋や酒屋も開いている。 20:20 ホテルへ戻る →相変わらず饅(以下略 ロビーのステージでカラオケ大会開催中。歌っている人の歌声に崩れる。 戻ってからは、テレビ見ながらダラダラ。 翌) 8:00 朝食 →朝からシュウマイのご飯を食べる。簡素だが、子持ち昆布が美味。 9:30 チェックアウト →朝食後にさっと温泉に入り、チェックアウト。 ロビーはこの時間から人だらけで煙も黙々。 荷物を置いてく分には構わないが、保障はできないとの事。 9:45 お土産を買いに湯畑へ →相変わら(以下略 少し離れたお饅頭やさんに行った帰りにセーブオンを発見。帰りの昼食を購入。 11:40 ホテルへ戻る →相変(以下略 ロビーが怖いくらいに煙い。方面別にバスが発車。 |
◆おまけ〜草津でただで温泉饅頭を食べる方法〜 湯畑におおるりから行く途中の道に、温泉饅頭を配っている2軒のお店がある。ホテルに近い方は普通のお饅頭やさんで、「良かったらどうぞ〜」と言う感じで、蒸かしているおじさんが木の枠を持ちあげて、薦めてくれる。 問題はもう1軒。道をふさがんばかりに饅頭を押し付ける。さらに、お茶を無理やりわたし、湯飲みを返しに店に入ると、「帰るのはいつ〜」「5日間保つよ〜」「今日受け付けて、明日渡せるよ〜」と、買っていけ攻撃が始まる。ネットで情報を仕入れていて、あえて攻撃を受けてみたが、色紙があるので「帰るのはいつ〜」→「わ〜色紙がある〜」、「5日間は保つよ」→「わ〜○○さんまで来てる〜」と言う様に、話を逸らしてテーブルの上にさり気なく湯飲みを置き脱出。ただ、何回通っても懲りずに何回でも饅頭を配ってくる。蒸かしたては美味しいには美味しいが、冷めると微妙らしい。 で、攻略法は、饅頭を配る人・お茶・饅頭を配る人と、賽の河原・湯畑どちらから来てもお茶を配れるようにしてるので、お茶を配る人を過ぎた後の饅頭を配る人から饅頭をもらう。そうすれば、もらった後には店員がいないので、食べながらそのまま歩く。 まぁ、複雑に考えなくても、無視したり、無理に買わなければ良いだけの話だが…。 |
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